皆様はワンちゃんとのお出かけの際、犬用のカートを使う機会があるでしょうか?
最近ではわんちゃんのイベントや一緒に行けるレジャースポットも増えたので、わんちゃんとお出かけを楽しむために購入される方が増えています。
特にエアバギーはベビーカーとしてだけではなく、犬用カートや荷物入れに切り替えられるため、ライフステージが変わっても使い続けられるカートとして注目を集めています。
しかし、「本当に使い勝手がいいの?」や「重くて使いにくいって聞いたことがある」など様々な意見があり、エアバギーを購入することに迷われている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は特にエアバギーがその他のカートに比べて重い理由やその重さ自体は果たして本当にデメリットになるのか詳しく解説していきます!
エアバギーはなぜ重いのか
まずエアバギーはほかの有名な犬用カートと比べるとどれくらい重いのかを知っておく必要があります。
各ブランドのペット用カートを参考に重さの比較を行いました。
No. | ブランド | 商品名 | 総重量 | 耐荷重 | 価格 |
1 | Piccolo Cane | CARINOⅢ(カリーノ スリー) | 8.7kg | 20kg | ¥60,500(税込) |
2 | compet(Combi) | フィカゴー フリー トゥー ゴー ツー | 6.0kg | 20kg | ¥41,800(税込) |
3 | AIRBUGGY | DOME3(ドーム3) | 11.9kg | 20kg | ¥79,200(税込) |
この表から見てもエアバギーは他のカートと比べて約1.5~2倍ほど重いことがわかります。
では、なぜエアバギーはこんなにも重いのでしょうか?
エアバギーが重い理由としては安全性と安定性を追求し、持ち運びやすさよりも移動させやすさを重視した作りになっているからだと私は考えています!
重い理由について詳しく掘り下げていきたいと思います!
安全性
エアバギーで通る道は、なだらかな道ばかりではありません。
小石が多い砂利道や、雨が降った後のぬかるんだ地面、舗装はされていても凸凹のアスファルトなど、使用する場面は多岐にわたります。
悪路でタイヤが引っ掛かると、カートが転倒する危険性が高まります。
どんな道でも対応できるようにエアバギーのタイヤは、その他のカートに比べて大きいサイズを使用しています。
タイヤを大きくすることで段差や凹凸の影響を受けず、安全に移動することができます。
また、他のカートはゴムやプラスチック製のタイヤを使用しているのに対し、エアバギーはエアタイヤ(空気で膨らませたタイヤ)を使用しています。
プラスチックタイヤなどは衝撃を吸収しにくく、振動が直接わんちゃんにとどいてしまう可能性があります。
エアバギーのタイヤは、タイヤの中が空気で満たされているため、空気がクッションの役割を果たし衝撃を和らげる効果があります。
安定性
前項でもご説明した通り、エアバギーのタイヤはその他のカートとは違い、空気が入っている、かつ、大きなタイヤであることから振動が少なくスムーズに走ることができます。
さらにタイヤにサスペンション(バネ)がついているため衝撃を吸収し、乗っているわんちゃんのストレスを軽減することができます。
またこちらも同様にエアタイヤであることから重量のあるものも安定して支えることができます。
プラスチックやゴムのみで作られたタイヤに比べ、エアタイヤは中の空気が劣化しないため、耐久性があり、安定した乗り心地を維持します。
小回りのしやすさ
エアバギーのタイヤは4輪ではなく3輪であるため片手でも簡単に小回りが利きます。
狭い道でUターンしたい場合でも、その場でくるっと回ることも可能です。
方向転換が楽に行えるため好きな方向に思い通りに進むことができます。
まとめ
上記の説明の通り、エアバギーが重い理由としては安全性、安定性、小回りのしやすさを追求した結果、タイヤを大きくて、耐久性があり、尚且つ衝撃を吸収しやすいエアタイヤにしたことでその他のカートよりも重くなったということになります。
そのため、他のカートに比べて重いということはデメリットと言われる反面、見方を変えればメリットにもなります。
カートを選ぶうえでご自身がカート自体の運びやすさを追求するのか、それともエアバギーのように乗せる愛犬の安全を追求するのかを見極めて、ご自身のお考えにあったカートを選んでいただければと思います!
飼い主様もわんちゃんも幸せになれますように。
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