鹿の角を犬に食べさせても大丈夫?愛犬に与える時の注意点とポイント

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皆さん犬のおもちゃやご褒美、おやつに「鹿の角」があることをご存じでしょうか?

今回は、鹿の角に関する情報をまとめてみましたので、参考にしてみてください!

鹿の角はワンちゃんが食べていいものなのか?

結論から言うと、基本的には問題ありません。

もともと、鹿の角はカルシウムやコラーゲンなどにより形成されているもので、骨と非常に似た成分で構成されています。

犬はカルシウムやコラーゲンを消化することができますので、基本的には、犬が鹿の角を食べても問題はないと言われています。

特に鹿の角には髄といわれる部分が存在し、骨のように固い外側部分に比べると柔らかく、わんちゃんの歯でも噛みやすい固さです。

固い部分を食べてしまうと消化されにくいため、半分に割って髄が露出している鹿の角がおすすめです。

鹿の角を与える際にはいくつか注意点がございますので、ご注意ください。

  • 子犬、シニア犬など噛む力が弱い子には与えない
  • 角の破片が鋭くなっている場合があるので、そういった破片は飲み込まないように注意する。
  • ある程度噛んで古くなったものは、誤飲の可能性や不衛生な場合があるため、取り換える
  • 鹿の角やその成分に対してアレルギーがある場合は与えない
  • 与え続けると歯が欠ける可能性があるため、長時間与えっぱなしにせず、飼い主の目の届くところで噛ませる

鹿の角を与えることで得られるメリット

次に鹿の角を与えることで得られるメリットをご紹介いたします。
主に鹿の角を噛むことで得られるメリットは下記の3つです。

  1. デンタルケア
  2. ストレス解消
  3. 気をそらすことができる

デンタルケア

唾液が分泌されやすくなることで口内環境が改善されることが考えられています。
そのため、日々お口の中を清潔に保つことにも効果的であると言われています。

ただし、長時間噛ませすぎるなどして歯の表面が傷ついてしまうと逆に歯石がつきやすくなってしまう可能性もありますので長時間与えないように注意しましょう。

ストレス解消

犬は固いものを噛むことでストレスを発散させることができます。
また、噛んで物を壊すことが楽しい動物でもありますので、ストレスの解消に非常に有効な手段だと言えます。

噛むおもちゃはいくつかありますが、プラスチックやゴムでできている物よりは万が一飲み込んでしまってもリスクは低いと言えます。

ただし、前項の注意点でも挙げた通り、歯が欠けたり、誤飲する可能性もありますので、絶対にあげっぱなしにせず、目の届くところで噛ませてください。

気をそらすことができる

机の脚やソファ、ベッドなど、噛んでほしくない物を噛んでいる場合や、大人しくしていてほしいときなどに与えると噛むことに集中してくれるため、非常に有効です。

持ち運び用のケージに入れて移動している際や、車に乗せる時などに与えることで、暴れたり吠えたりするリスクを軽減できます。

我が家のわんちゃんも鹿の角は大好きでいつも2匹で取り合うほどの人気です。

オススメの鹿の角商品

では、どのような鹿の角がおすすめなのでしょうか。

実際に愛犬に与えている私としては以下のような視点で選ぶことをおすすめしています。

  • 鹿の角のサイズ感
  • 髄が露出具合
  • 衛生面
  • しっかりと研磨されているかどうか

わんちゃんは噛むときに両前足で角を立てて噛むことがあるので、あまり長すぎないものをお勧めしています。

また、あまり太すぎても噛みにくく、細すぎても折れやすい可能性があるため、鹿の角そのままの形のものより、整形した角をお勧めしています。

半分や4分の1に角を割って販売している商品の方が、固い部分よりも髄の方に興味を持ちやすく、髄を噛みやすい傾向がありますので、けがの心配も軽減されます。

ちなみに我が家では、半分に割ったサイズのものを与えています。

髄部分は外側に比べて柔らかいため、歯で削り取れるような固さになっています。

衛生面では、そのままのにおいのものの方が食い付きが良いため、煮沸消毒せずにそのままの角を提供している商品もありますが、個人的には胃腸が弱い子や、免疫が弱い子などはお腹を壊してしまう可能性があるので、煮沸消毒済みのものをおすすめしています。

最後に値段ですが、古くなったものや、ボロボロになったものは直ちに買いなおすことをお勧めしていますので、各飼い主様が定期的に買える値段のものが良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

鹿の角は基本的に食べてしまっても大丈夫ですが、異変があった場合はすぐにかかりつけの動物病院に行ってください。
また、注意点を守って、安全に与えてあげてください。

上記を守ることによって、口内環境の改善やストレスの緩和、問題行動の回避につながる可能性があります。

ぜひお試しくださいね!

飼い主様とワンちゃんがともに幸せに暮らせますように。

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