Airtagがあると犬にどんな影響や効果があるのか

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皆様はAirtagについてご存じでしょうか?
最近ではニュースでもバイクや車の盗難を回避するきっかけとなったなど、紛失や盗難に効果を発揮するアイテムとして注目を集めています。

そんな中、最近ではペットや子供の迷子を防止するために持たせている方も多くいらっしゃいます。
そこで今回はAirtagがあると犬にどんな影響や効果があるのかを解説していきます。

犬にAirtag(エアタグ)をつけても問題ないのか

そもそも犬にAirtag(エアタグ)をつけても問題ないのでしょうか?
AirtagはBluetoothでデバイスと通信し、位置情報をiCloudに共有することでiPhoneの「探す(Find My)」アプリで位置情報を確認することができるアイテムとなっています。

つまり影響があるとすればBluetoothによる生体への影響となりますが、Bluetoothが動物の身体に与える影響については今のところ明確な答えは出ていないので、本記事ではその点については現状不明であるとしか言えません。
しかし、愛犬に2年ほどつけていますが、それによって体調が悪くなったことはありません。
また、周囲のワン友たちも使用している子が多いですが、体調を崩した話は聞いたことがありません。

ただし、Airtag自体500円玉ほどのサイズしかないため、つけ方が甘いと誤飲してしまう可能性がありますのでご注意ください。

【サイズ】

  • 直径:31.9 mm
  • 厚さ:8.00 mm
  • 重量:11 g

そのため、犬の口が届いてしまう可能性があるぶら下げるタイプのアクセサリではなく、犬が気にならない部分(ハーネスや首輪)に取り付けることができるタイプをお勧めいたします。

Airtagのメリット

では、Airtagを犬に装備するとどのようなメリットがあるのでしょうか?
個人的には大きく分けて6つのメリットがあると考えています。

  • 離れた際に通知が来る
  • 正確な位置を取得することができる
  • 自分以外の人にも見つけてもらえる
  • プライバシーをしっかりと守ることができる
  • 他のGPSなどに比べてコストパフォーマンスが良い
  • ボタン電池で約1年稼働するので経済的

離れた際に通知が来る

エアタグを登録しているiOS機器から離れるとiOS機器に通知が来ます。

iOS機器にエアタグが離れたことを通知する画面の画像

その際には最後に検知した場所を教えてくれるので、どのあたりにいたのか目星をつけることができます。
さらに数のように地図上でも最後に検知できた位置を確認することができるので、ワンちゃんを追跡しやすくなります。

最後に検知した場所を画像で確認可能であることがわかる画像

正確な位置を取得することができる

冒頭で簡単に説明した通り、AirtagはBluetoothでApple製品と通信します。
その位置情報をiCloudに暗号化して共有することでご自身の「探す(Find My)」アプリに登録しているAirtagの位置情報を取得できるという仕組みになっています。

簡単にいうと、Bluetoothで通信できる範囲内(約10m以内)にApple製品が存在している場合はAirtagの位置情報を取得することができます。

日本ではiPhoneを使用している人が人口の約7割といわれているため、かなりの確率でBluetooth接続が可能になります。

また、ご自身のApple製品がAirtagを10m以内に感知した場合、Airtagが存在している方向と何メートル先に存在するかを画面で誘導してくれる機能が備わっています。

エアタグをiPhoneから探したときに方向と距離がわかる画面表示画像
エアタグをiPhoneで探した際に方向が一致すると画面背景が緑になる画面表示
エアタグをiPhoneで探した際にエアタグの周囲にたどり着いた時の画面表示
エアタグでiPhoneを発見したときの画面表示

上記の画像は左から順に徐々にAirtagに近づいている時の誘導画面です。
自分の進んでいる方向が矢印で表示されるとともに、どちら側の方向の何メートル先にあるかを知らせてくれます。
また、画面右下のサウンドボタンを押せば、Airtagからサウンドが発せられ、より見つけやすくなります。

Screenshot

自分以外の人にも発見してもらえる

正確な位置情報を取得できる以外にも、Airtagには魅力的な機能が備わっています。
それは「自分以外の人にも見つけてもらうことができる」ということです。

紛失モード」と呼ばれる機能なのですが、お持ちのiPhoneから「探す(Find My)」アプリを起動し、紛失モードを「有効にする」を押下してください。
その後の画面で「続ける」を選択します。
連絡先を電話番号にする場合は電話番号を入力します。
メールアドレスにする場合は「メールアドレスを使用」を押下してください。

自分以外の人にも探し出してもらえる機能を有効にするための操作画面表示
紛失モードをオンにするための操作画面表示
他の人が見つけてくれた際に自身の電話番号を表示する設定を行う画面表示
他の人が見つけてくれた際に自身のメールアドレスを表示する設定を行う画面表示
紛失モードが有効になった際の画面表示

最後に「有効にする」を押すと「紛失モード」になります。

紛失モードにすることで、Airtagの通信圏内にいるApple製品に設定した連絡先とメッセージを表示することができます。
自分の近くにいなくとも別のユーザーの力を借りてAirtagを発見することができるので、非常に便利な機能であると考えています。

プライバシーをしっかりと守ることができる

これまでの説明からほかのユーザーのApple製品を経由してBluetooth通信が実施されるとなると世界中の面識がない人にご自身の位置を特定されてしまうのでは?と心配される方もいるかもしれません。

プライバシーを保護する機能がAirtagには内蔵されているますので、ご安心ください。

たとえ別のユーザーのApple製品を経由して通信されたとしても情報は暗号化されてiCloudに共有されるため、個人情報が知られることはありません。

なお、余談にはなりますが、誰かがあなたにAirtagを仕掛けたとしても、登録のないAirtagを検知した場合、お持ちのiPhoneに通知が来ますので、悪意のある行為を未然に防ぐこともできます。

他のGPSなどに比べてコストパフォーマンスが良い

その他のGPSですと、本体代金+数百円~何千円もの月額使用料が発生するものもございます。
しかし、Airtagの場合ですと本体代金以外と収納するケースくらいにしか代金がかからず、使用料金などが発生しません。
コストパフォーマンスが非常に良い上に、機能と性能が優秀であることもAirtagを選ぶ際のメリットと言えるでしょう。

なお、販売業者によっては価格にばらつきがありますが、だいたい1個あたり4,000円台で購入することが可能です。
下記に私が購入した中で安かったものを貼っておきますので、どれくらいの価格帯なのか気になる方は一度チェックしてみてください。

・1個セット

・4個セット

ボタン電池で約1年稼働するので経済的

Airtagはボタン電池で約1年間稼働し続けることができると言われており、充電する必要や、バッテリーが弱っていく心配がありません。
(個人的な使用感としては100均の電池だともって1か月程度、家電量販店などで購入できる電池だともっと長く使用できますのでおすすめです。)

必要な電池も特殊なものではなく、CR2032の電池が必要となります。

電池の交換はカバーを外すだけで行えるため、非常に簡単です。
交換手順については下記のようにiPhone上に表示されるので誰でも迷うことなく進められます。

Screenshot
Screenshot
Screenshot
Screenshot

電池が少なくなった場合には、下記の画像のようにiPhoneに通知が来るため、使用中に電池切れする心配もありません。
さらに現状のバッテリー残量や機能の制限についても確認できるようになっています。

注意点

どうしてもコンパクトなサイズで軽量なため、装着の仕方が甘かったり、ワンちゃんのいたずらに巻き込まれてしまった場合には、誤飲してしまう可能性もございます
ケースが古くなった場合や、ワンちゃんが興味津々の様子であれば、状況を見て買い替えたり、わんちゃんにつける位置を変えることで未然に危険を防ぐぎましょう!!

また、約1年間は電池が持つとはいえ、機能しているかどうかはこまめに確認することをオススメします。

なお、Apple製品が存在しない状況ですと、追跡することができなくなることや、android製品には対応していないことは事前に理解しておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

実際にAirtagを使用することでワンちゃんに与える影響や、迷子の際の手助けとなること、危険の防止に繋がることをご理解いただけたかと思います。

また、使用上の注意点も簡単に解説させていただいたので、そちらもご理解いただきつつわんちゃんとの素敵な生活をお送りいただければ幸いです。

飼い主様とワンちゃんがともに幸せになれますように。

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