犬と一緒に寝るのは死亡させる危険あり!?そうならないための注意点とは

犬と一緒に寝るのは死亡させる危険あり!?そうならないための注意点とは 犬に対する知識
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皆様のわんちゃんは普段寝る時はどこで寝ているでしょうか?
ケージを使う習慣があるわんちゃんはケージの中で寝ることがほとんどかと思いますが、中には飼い主様と同じベッドで一緒に寝ている子も多いかと思います。
大きいワンちゃんは問題ないことが多いですが、小型犬や子犬のワンちゃんが人間と同じベッドで寝ることはそれなりに危険があることをご存じでしょうか?

今回は犬と一緒に寝るのは死亡させる危険もあるのかどうかについてフォーカスを当てつつ、そうならないためにはどうすればよいかの注意点も交えて解説して参ります!

一緒に寝る危険性

ネットに投稿された体験談や犬を飼っている周囲の方々の意見を伺うと、人間と同じベッドで愛犬と寝ることには死亡事故につながりかねない危険な状況が潜んでいることがわかります。

特に子犬や小型犬など、体が人間に比べて小さいワンちゃんは細心の注意が必要です。

ではどのような危険が潜んでいるか具体的に確認していきましょう。

窒息

寝返りをうってわんちゃんを押しつぶしてしまった場合、子犬や小型犬だと簡単に抜け出すことができず、そのまま窒息してしまう危険があります。

その他にも分厚い布団は力のない子犬にとってはそれなりに重いため、口や鼻がふさがってしまうと呼吸できなくなる可能性があるため、布団の奥まで潜らせるのは注意が必要です。

骨折

窒息の原因と同様に寝返りをうった際に、わんちゃんの脚や首に体重がかかってしまうとその部位が骨折してしまう危険があります。
特に骨が成長途中の子犬や、骨格が小さくて折れてしまいやすい小型犬は、ちょっとした圧力でも折れてしまう可能性があるので注意が必要です。
百歩譲って怪我で済めばまだいいですが、首や肋骨などが折れてしまうと命に係わる怪我につながります。

ベッドからの落下

知らず知らずのうちに飼い主様に押しのけられたり、わんちゃん自身が寝返りをうったり、寝ぼけたまま動いてそのままベッドから落ちてしまうこともあります。
高さや打ちどころ、落ちた場所の固さにもよりますが、命を落とす危険性があることは十分に理解しておかなければなりません。

死亡させるリスクをなくすために必要なこと

では、そんな悲しい事故を起こさないために飼い主様にできることはいったい何なのかを解説します!

回避手段としては大きく分けて以下2つがあります。

  • しつけ
  • 環境を整える

しつけ

死亡させるリスクをなくす1番の方法としては一緒に寝ないことです。
そのためには、わんちゃんがケージで安心して寝られる訓練(しつけ)を行う必要があります。

1.ケージで寝られるようにする

ケージは安心できる場所、ゆっくり寝られる場所であることを犬に理解させることができれば、お留守番のときにも犬が安心していられる場所として重宝することでしょう。

ケージをお気に入りの場所にする方法についてはまた別の記事にて解説していこうと思います。

2.ベッドに上がることを禁止する

そもそもベッドに上がってはいけないとわんちゃんに教えることも一つの手ではございます。
しかし、すでに今まで普通にベッドの上に上がっていたわんちゃんにはストレスである上に、修正するのには時間がかかることが懸念されます。

環境を整える

そうはいっても、ご主人様の近くで寝る以上に安眠できる場所はないと考える子も多くいるかと思います。
今更しつけをして別の場所で寝かせるのは無理だと考えている方には、事故を起こさない環境を整えることをオススメします。
では、どのようにして死亡させない環境を作ればよいのでしょうか?

1.寝返りをうてる広さのベッドにする

寝返りをうつ際に押しつぶしてしまう可能性を排除するためにも寝返りをうてるスペースが確保できるベッドを選びましょう。

図のように1回寝返りをうったとしても、眠っているわんちゃんには干渉しないスペースがあるようなものを選ぶと押しつぶして窒息させてしまう恐れや骨折させてしまう恐れがありません。

2.階段を設置する

階段を設置しておくことでわんちゃんの落下を防止することができます。
また、ベッドから飛び降りたり飛び乗る習慣も危険なため、階段を設置して乗り降りできるようにしておきましょう。
我が家でもわんこたちがベッドからよく飛び降りるところに階段を設置しています。
設置のポイントとしては、わんちゃんの使いやすいところに設置しないと使ってくれないということです。
飼い主の意図で上り下りしてほしいところにおいてもワンちゃんは使ってくれませんので注意しましょう。

(ごはん皿が置いてあるのはすみません。高さが丁度良かったので置かせてもらっていました(笑))

3.ベッドの下は柔らかく滑りにくい素材にする

万が一、ベッドから落ちてしまった場合のことも想定してジョイントマットやタイルカーペットなどを敷いておくことをお勧めします。
フローリングと比べるとジョイントマットは非常に柔らかいため、落下したとしても頭を強打したり、骨折する可能性が極めて低くなります。
わんちゃんのけがを防止するためにも必ず敷くようにしましょう。
特にベッドの周りは着地してもズレにくく厚めのジョイントマットを敷き詰めておくとよいでしょう!
我が家でも上り下りが発生するベッドやソファ周りにはジョイントマットを敷いています。

まとめ

いかがでしたか?
犬と一緒に寝るのは死亡させる危険性があることを十分理解いただけたかと思います。
また、ある程度しつけを行うことや環境を整えることで最悪のケースは回避できることもご理解いただけたかと思います!

飼い主様とワンちゃんがともに幸せになりますように。

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